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精神憑依の付箋7


 闇に染まった空間に鮮明に浮かびあがる、寝巻き姿の少女の姿。
 光もないのにくっきりと見えるさまは、まるでできの悪い3Dゲームのよう。半透明で、空中に浮かんですやすやと眠っているので、本当にゲームみたいに思えてくる。

(こんばんは、ひかりちゃん)

 届くはずのない挨拶をして、ふわりと空を飛んで近づいた。この空間では声は声にならないうえ、どんなに叫んでも彼女は気づくことがない。なぜなら、ここは白の付箋を持つ人間だけが自在に動くことのできる、夢のような場所だから。

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魂を吹き込む超能力



 少し離れた街にやってきた青年は、バスに乗って数十分。とある住宅街の家のインターホンを鳴らした。
 街からずいぶんと離れているおかげで、あまり歩いている人は見かけない。たまに高齢者が杖をつきながら歩いているのを目にするくらいだ。この家の前も、ずいぶんと落ち着いた雰囲気だった。

「はーい……あっ」

 家の扉が開いて、中から出てきたのは少女だった。制服を着ていることから高校生なのだろうが、今日は平日。

「待ってたんだぞ。よくきたな!」


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魂魄の鳥籠 後編

「これが今のお前の姿だ。どうだ?」
「……すごい、です」

 新たに性奴隷として生まれ変わったリーナを、鏡の前へと連れていった。
 数日前までは濁っていたその瞳は、きらきらした純粋な目に変わり果てている。まるで新しいおもちゃを前にした子供のよう。中身の魂は確か、子供だったから年相応か。

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魂魄の鳥籠 前編


 ワタシは、全てを持っていると思っていた。
 全てというと抽象的な表現にはなるが、ともかく言いたいのは、金を持っているという点である。千人がまともに働いても、生涯得られない程度の金。
 金で買えないものはない……数年前まではそう思っていた。実際に、あらゆるものを手にいれてきた。
 土地、自分のために働く労働者、広大な家、贅沢な調度品。そして、美麗な女すらも。

 まあとにかく、金さえあればあらゆる事が意のままであった。
 だが、いつだったか、どうしても手に入らないものがある事も知った。無限のように金を持っていても手に入らなかったことを思い知ったあの日のことは、一生忘れることはできないだろう。

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アイドル憑依 前編


 今日もなかなかに暑い。蒸し暑い。きっと熱帯夜というやつだ。
 電気をつけた部屋の中で、ベッドの上に座っている。しかしスマートフォンを弄るわけでもなく、本を読んで勉強をしているわけでもない。じっと小瓶を見つめていた。

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spiritinserter

Author:spiritinserter
裏でこっそりと執筆している憑依系R18小説の個人的保管庫
憑依、乗っ取り、操りがメインです。気が向いたら更新します。
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