FC2ブログ

精神憑依の付箋7


 闇に染まった空間に鮮明に浮かびあがる、寝巻き姿の少女の姿。
 光もないのにくっきりと見えるさまは、まるでできの悪い3Dゲームのよう。半透明で、空中に浮かんですやすやと眠っているので、本当にゲームみたいに思えてくる。

(こんばんは、ひかりちゃん)

 届くはずのない挨拶をして、ふわりと空を飛んで近づいた。この空間では声は声にならないうえ、どんなに叫んでも彼女は気づくことがない。なぜなら、ここは白の付箋を持つ人間だけが自在に動くことのできる、夢のような場所だから。

続きを読む

スポンサーサイト
[PR]

[PR]

魂を吹き込む超能力



 少し離れた街にやってきた青年は、バスに乗って数十分。とある住宅街の家のインターホンを鳴らした。
 街からずいぶんと離れているおかげで、あまり歩いている人は見かけない。たまに高齢者が杖をつきながら歩いているのを目にするくらいだ。この家の前も、ずいぶんと落ち着いた雰囲気だった。

「はーい……あっ」

 家の扉が開いて、中から出てきたのは少女だった。制服を着ていることから高校生なのだろうが、今日は平日。

「待ってたんだぞ。よくきたな!」


続きを読む

プロフィール

spiritinserter

Author:spiritinserter
裏でこっそりと執筆している憑依系R18小説の個人的保管庫
憑依、乗っ取り、操りがメインです。気が向いたら更新します。
相互リンク歓迎します!

無断複製転載禁止です。
作中の登場人物と実在の人物・団体は一切関係ありません。

よろしくお願いします。

Fc2カウンター

Twitter

検索フォーム

ブロとも申請フォーム