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魂堕としの快速通勤列車 肆


 あまりに、数歩が長すぎる。ピンク色のトイレにたどり着くまでが永遠のよう。

 最近は、ずっと恐ろしいばかりだった。
 いつ痴漢に遭遇するんだろう、最近の私はどうしてしまったんだろう。そんなことばかり考えていた。

 いまは桃色のモヤモヤで気持ちがいっぱいだった。
 一歩、スカートの中に吹き込んでくる風でぞくぞくする。
 もう一歩、足の付け根からは何の感触も感じない。まるでつい昨日まで股間に何かがあったみたいな気がしているのに。











「はっ……はぁっ……!!」

 息をすると、どうしてか、いつもよりも高い声が聞こえてくる。
 肺に空気がはいって胸が膨れると、膨らんだ胸が布にぎゅうと締め付けられる。髪がやけに長く感じる。
 おかしい、おかしい。  
 陶酔や、恍惚とした感情で気分が高まりきっている。ああ、なんで。早く、早く――そんな風に思うのに、異なるカラダの感覚に酔いしれて、股間の感覚を楽しんでしまっていた。
 ……そうだ。わたしは、楽しんでるんだ。
 張り付くショーツの感覚。
 胸の膨らみ。
 小さな身体、シャンプーのいい香り、長い髪、わたしは、美少女なんだから。

「あっ……」

 ぼんやり、モヤモヤな気分に包まれながら女性用トイレの前にたどり着いて、違和感を覚えた。
 ……入るところ、いつもは違った気がする。

 ちらり、と隣に建てられた水色の方を見る。ひどくしっくりきた。
 いや……でも。

「……これ、だ」

 手が、無意識にスースーする自分の股間を押さえている。駅でまだ人目があるところだというのに、物陰に隠れて、そっと。ぐに、ぐにと。
 スカートに押し付ける手。
 スカートに押し付けられるショーツ。
 ショーツに押し付けられる、素肌。女の子の股間。アソコ。秘密の、女の子の恥ずかしい部分。

「あ……っ」

 ああ、やだ。早く行かないとだめだ。我慢できなくなってここで、シてしまいそうだ。たぶんいま、顔が赤くなっていて、人前でしちゃいけない顔してる。
 見られちゃう。誰かに、見られちゃう。見られないように、入って隠れなきゃ。キョロキョロあたりを注意深く見回しながら

、うずうず、と震える股間の花弁を押さえて女性用トイレの中になんとか侵入した。
 とってもイケナイことをしている。そんな気持ちを感じながら、他に人がいないことを確かめつつ、どどどっと個室に駆け込んだ。
 ばた、がちゃんっ。
 個室の扉を背に、もたれかかる。その目の前には様式の便座がある。
 トイレットペーパーは三角に折られていて、部屋の隅には三角のゴミ箱のようなものがある。いつか、どこか遠い昔に、これを使ったことがある気がする。ああ、いまは、そんなことどうでもいい……っ。

「もう、がまん、できないっ」

 我慢、わたしはずっと我慢してたんだ。
 自分の身体が内側から爆発しそうだった。はやく、この熱から開放されたい。
 スカートの上から、ぎゅうっと押し付けるように手を宛がった。しかも、さっきみたいに押し付けるだけじゃなく、ぐにぐにと、内側がしっかりと擦れるように。

「あんっ、はぅ……っ。くぅ、はぁぁっ」

 ああ、これ。これ。
 欲しかったのこれだよ。この背中を吊り上げられるようなゾクゾクッ、これだったんだ。
 もじもじ、足が動く。ショーツが、何色だったか、どんな形だったかも忘れた柔らかパンティが、アソコをぐにゅうと心地よく刺激する。あたまがしびれて、目の前がちかちかする。
 ぐに、ぐにっ。
 しばらくスカートの上から押し付ける行為を続けていると、布と肌の隙間が生温くじわぁと塗れはじめていた。
 ああ、何かが消えてく。自分のこの行為を邪魔しようとする気持ち悪い"もの"が消えて、とても大切なものがピンク色の"なにか"にすげかわっているのを感じる。そんな喪失感を、エッチなことが埋めてくれる。

「はぅんっ!!」

 失っていく何かを、ごまかすようにぺたんとした股間をぐいぐいと刺激する。
 代わりの何かで満たされる。わたしを気持ちよくしてくれる"何か"。ああ、こっちのほうがいいよ。わたし、こっちがいい。もっとこの細い手で、身体をえっちに気持ちよくしてほしいんだ。
 
 ――だめ、だめよ。それに溺れちゃだめ!!

「え、へへぇ……もっと、ぉ」

 心のどこかから、声が聞こえた気がした。でも気持ちいいほうが先だよね。
 目をトロンとさせ、壁に体重を預けたまま天井を向いていた。ひらひら邪魔なスカートを口で咥えて、両手を差し入れて、ぐちゃぐちゃに濡れたパンティを押さえつけるように人差し指と中指を這わせた。
 
「あっ! こっ、これ気持ちいいっ……アソコ、もっと強く感じぃ……ふあぁっ!! んやぁっ!」

 指先の形がわかるくらい、アソコとの距離が布一枚分縮まった。
 ただそれだけなのに、どうしてこんなに気持ちいいの。だめ、感じちゃう。アソコが気持ちいい。こんなの、もう我慢できないよ。

 がくがくと膝が震える。目の前にある蓋の閉まった便座に座ればいいのに、それよりも、股間を弄ってイくほうが先だと思った。
 心の隅で感じ続けているひどく小さくなった危機感が、早く消えたらいいなと思った。
 これのせいで感じきることができない。女の子のエッチなカイカンを、心ゆくまで、頭がばかになるまで楽しみたい。はやく女の子の身体を明け渡さないと。この大切なカラダ、あげなきゃいけないんだから。

「いぃ、もっとぉ、強くしてぇ……」

 ああ、もっともっと。アソコ気持ちよくなりたいっ。何もかも真っ白にして。ずっと、一生弄っていたいの……!!
 頭ではオーガズムが近づいているのを感知していた。とても危険なことをしている気がしたけれど、ぜんぶ一回絶頂してから考えればいいんだ。痴漢さんに弄られてから、もうずっとモヤモヤして、解消しないと頭がどうにかなりそうだった。
 ようやくイける。
 背中にぞくぞくっと、アソコが熱した鉄の塊を押し付けられたみたいに、ぶわぁっと熱と悦楽を感じさせる物質を出している。女の子をだめにする快楽が出ちゃっている。しばらくそうしているうちに、絶頂が近づいていることを、背中のゾクゾクが強くなっていることが教えてくれた。
 こんなのだめだと思いながらも、もうこの身体は、性の虜だった。
 飛びたい。はやく、飛んじゃいたい。アソコでまっしろくトびたいっ……!
 そんな風に、大切なものを失うと分かっていながら、性的な、えっちで心地の良い一時の快楽を、彼女自身が優先してしまった。
 だから自分から、股間の前のほうにあるカラダを明け渡してしまう最後のスイッチを、さっきからもじもじと擦っていただけのソコを、ショーツ越しに強く押し付けていた。
 それが、最後の行為になった。


「イッ…………っ!!」

 
 あ。
 頭が、真っ白。
 残っていた色が吹き飛んで、ピンク色のものに食い替わったのだ。

 太ももが小刻みに痙攣して、まるでお漏らしでもしたみたいに透明な液体が、パンティの隙間から、染みた部分から毀れて。床をびちゃびちゃに、音を立てて塗らした。残っていた女の子の魂は、ぜーーんぶ、エッチなことの代償として、トイレの床に流れ出てしまったのだ。
 その液体の噴出は、数秒にわたった。その間少女の瞳は白目を剥き、口を開いたままがくがくと震え続ける。手は、股間に押し付けたままだったが、咥えていたスカートの淵がはらりと落ちた。

「あ、あ"ぁ……あ~っ、ぁ」

 一瞬、ひどい喪失を感じた。心が失われたみたいな致命的な喪失。けれど、絶頂の波が頂点から少しづつ引いていくごとに、それは埋まってくれた。
 ぺたり、ぺちゃん。濡れたトイレにへたりこむ。
 平らな股間の花弁は今も震えて、透明な液体の残りをぴゅぴゅっと噴出させていた。トイレの床が汚い、ということさえ考える余裕はなかった。座っていることすら辛くなって、無意識のうちに、目の前にある便座に腕を置いて、がくりとカラダごと俯いた。

「はっはっ、はぁっ、はっ、はぁぁ……っ、はっ、う、はぁっ」

 息が、できない。
 落ち着け。
 息を整えて……すぅぅ……はぁぁ……はっ、はぁっ……。
 はぁ……。
 
「う……」

 しばらく、体感にして十数分ほど。便座にもたれかかった。
 やがてぱちりと目を開く。ゆっくりと上を見上げると、何やら、どこか見慣れない場所だった。

「あ、あれ……?」

 ピンク色の壁。タイル。なんだか、腕が細い。
 ……変だ。
 
 続いて自分の手より、もっと下を見る。ぺたんとタイル張りの床に座りこんでいて、いつの間にそうしたのか、スカートを穿いていた。その内側のカラダの感覚は変で、じわぁっと、心地よい池が溜まっているみたいだった。
 しかも、なぜか濡れた布がぺたんと股間に張り付いている。
 どうして、スカートなんて穿いてるんだろう。

「あ、あれ。胸が」

 続いて、自分の胸元のほうに目がいった。膨らんでいる。いぶかしげに両手でぐいぐいと押し付けてみると、ぷにゅんと艶かしい感触にはじき返されてしまう。
 慣れない身体の感覚。腕の長さも違えば、どきどきと鼓動する心臓の鳴りかたも、股間にしみこんでくる温く粘っこい水の感覚も、何もかもが、違っていた。

「おれ……は、この、カラダ、は」

 小声で、恐る恐る呟いた声は、震える女の子の出す声そのものだった。
 ……自分の両手を目の前に掲げて、わなわなと震える少女。他のことを気にする余裕もなく、しばらく、トイレの床に座りこむことしかできなかった。

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コメント

七篠権兵衛

お初です。洗脳畑から来た魂とか脳とかを弄るのが好きな者です

徐々に侵蝕して女の子自身に自分のトドメを刺させるというのが中々にゲスくて良いですね
MCモノで、女の子に自らをMCするように操ってより強固に支配するというものがありましたが、操ってそう仕向けるのも、元々女の子が望んでそうするのもどちらも素晴らしいと思うのです

まあ魂とか脳とかいうワードが入ってるだけでだいぶティンと来たりするわけですが

>七篠権兵衛さん
どうも、初めましてspirit_inserterです。訪問、感想ありがとうございます!
憑依とMCが好きなので、女の子自身の描写が少なかったりしますが、このシリーズは描写を多めになってます。自分の手で堕とさせる、好きにさせる、みたいなのが好きなので今後の作品もそんな感じになるかもしれないです。
魂、脳ほんとだいすきです。それを自由にすれば、どんな美少女でも身も心も、元に戻れないほど書き換えて自由にできるわけですから

分類が未分類になってますよ

>柊菜緒さん
ありがとうございます。分類修正しました!

続き期待してます!
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spiritinserter

Author:spiritinserter
裏でこっそりと執筆している憑依系R18小説の個人的保管庫
憑依、乗っ取り、操りがメインです。気が向いたら更新します。
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