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トランス・スライム1

あけましておめでとうございます。

アブソーブスライムとは別の話です。
あちらはMC、こちらは憑依、分魂寄りです。よろしくお願いします。










 この不思議な液体はなんだろう。
 ベッドの上で、こみあげる不快感にたまらず吐き出したものをじいっと、怪訝に眺める。

「汚くはなさそうだけどさ。なにこれ」

 昨日はひどい体調不良だったから、それのせいだろう。
 というのも、先日雷に打たれてからひどい吐き気に悩まされ続けていたのだ。一日前のそのときから悩まされていた吐き気が、ようやく収まったところだ。
 空は晴れて、窓がほんのり暖かい。昨日までの空中を覆う、不気味なほどに厚い灰黒雲が嘘のよう。つんとつつくと目の前の液体がぷるんと、身じろぎしたように見えた。そして、

「ん」

 あ……何だ?
 触ったら、なんかくすぐったいぞ。つんつんと……うへ、なんだこれ。

「別に身体と繋がってないんだがなぁ……なんだよこれ」

 ……うーむ不気味だ。
 病院のベッドの上で腕を組んで悩む。幸いにも、カーテンがかかってるので誰かに見られるということもないはず……清潔そうな純白カーテンが閉まっているので分からない。少なくとも、音は全く聞こえない。
 しばらく弄りまわしてみたが、どうやら思い通りに動かせるようだ。
 身体の動きがよくわかる。液体状のそれを、キャタピラのようにぐるんぐるん回転させ、地面を転がるように移動してる。
 よく見ると内側にはビー玉のような核があって、手を突っ込んでみようとしたが、

「いって、爪刺さった」

 深く入れるほど感覚が鋭敏になるのか、それ以上は指が入っていかなかったのでやめた。
 手を引っ込めて、しばらくラジコン感覚で遊んでみる。誰かから見られないように。

「それー、とうっ。お、いいぞ」

 ベッドの端から端へ。手元から足元へ、布団の隙間に潜り込ませたり、遊んでいるうちに眠くなってきた。
 ……あー、医者呼ぼうかと思ったけど、いいや。一回寝よ……

「ふぁぁ……」

 背中を伸ばして大あくびしてから、うつら、うつらと船を漕ぐ。
 そして枕に倒れこんで目を瞑った。布団内側の足元のあたりにゼリーのような感触を感じながら、妙な眠気に身を任せるのであった。




 ……ああ、寒い。
 
 なんだろう、身体がおかしい。
 確かさっきまで眠っていたはず。直前までこんなことはなかった。すごく、なんだか、物足りないのだ。
 ああ、足りない。腹でも減ったのだろうか、喉でも渇いたのだろうか……何だろう、この飢餓感は。
 もぞもぞと身体を動かして外に出る。ああ、寒っ。エアコンきかせすぎだろ。

(……んん)

 布団から顔を出す。カーテンはちゃんと閉まってる、それを確認した直後にべちょん、と地面に身体を落とした。
 いって、と言おうと思ったが……痛くない。
 仕方なくベッドに戻ろうとして、ベッドが天井よりも高いことに気づいた。
 ……あれ?
  
(もしかして、あのスライムになってないか……?)

 自分の身体は見えなかった。けれど、なぜか慣れ親しんだように身体を動かしてたけれど、足がない。手も、なにもかもない。地面に触れた身体がぷにぷにする。

(や、やべえよっ……どうすんだこれ?)
 
 自分の身体は、上にあるのだろうか。
 いったい、どうなってしまったんだ。意識がこっちに移動したのか? 思考が回り始めたあたりで、廊下からコツコツと音が近づいてくることに気づいて、びくんと身体を震えさせた。
 
「失礼します。水乃さん、入りますね」

 俺の名前だっ! 慌てて、ベッドの下に潜り込むと同時にカーテンがさっと開かれた。
 ナースは上で何かをやっているようだ。どうやら、俺の身体はしっかり眠ってるらしい。
 こっそり、そろそろ足元に近づいてみる。
 
(……この声、いつものナースの子か)

 まだ二十代の、ピンク色のナース服を着た可愛らしい白リボンを結んだ美少女。笹原葉子さんだ。
 いつも優しく患者に微笑んで、たまに失敗すると照れたように笑うのが魅力的な細身の女性。評判もよく、けっこう声をかけられているところを見かけたりする。
 どうやらベッド下にいる俺には気づいてないらしい。まあ、そうだろうな。

(というか、このアングルって……)

 足元に徐々ににじり寄ってみるとわかる。
 これ、もうちょっと前に進んだら、スカートの内側だ。見える。どういう仕組みかわからないが、意識した一方向だけでなく、全方向がなんとなく見えている感じがする。
 欲望のまま、ごくりと唾を飲むかのごとく身体をぷるんと振るわせる。
 まだ動かないでくれよ……

(そっと、そーっと……)

 物音を立てないように、足元のあたりまできて、上に意識を向けた。
 どこにあるかわからない目に映し出され、光景ははっきりと意識に焼きついた。
 天井。カーテン。そしてカルテに目を落とす笹原さん、そして下から覗いているということは……ああっ、ピンクだ。

(けど、ストッキングのせいで見えづら……ぐぉっ!?) 

 心臓があれば、ひどく脈打っていたに違いなかった。
 見上げれば、そこにはストッキングがあった。天まで伸びる、黒色に包まれた二本の足。上にいけばいくほど太くなり、布に包まれているはずなのに、妙に艶やかで。
 そして、その終着点。付け根の部分。平らで、へらりとした男ではありえないその部分を目にしたとたんに、魂が突き動かされるような、地震が起こったかのような、ひどく蠱惑的な衝動が襲い掛かる。
 思考が空白になった。隠れなきゃいけないだとか、ばれちゃまずいとか、そういうことは全て飛び去って、あそこに行かなきゃいけない、と思った。
 幸いにも、この身体は本気さえ出せばとても早く動けるらしくて、美少女ナース笹原さんの靴足に飛びついていた。

「ひっ、な、何っ!」

 笹原さんは突然のことに慌てたせいか、カルテをベッドの上に取り落とした。
 今がチャンスだ。ぐにぐに、上ろうとするが、滑って上ることができない。こういうときは、身体から粘液を染み出せばいいのだ。あれ、こんなことどこで覚えたっけ。

「足に何か……っ、やだ、登ってくるぅぅっ!!」

 カルテを拾うことに悪戦苦闘する彼女をよそに、粘液を分泌させてどんどん上に這い上がる。ああ、もうすぐ。近い、もうちょっとであそこだ。
 このスライム体になってから感じ続けていた飢餓感が、陶酔感に変わるのを感じた。もうすぐあそこにいけるんだ、と酔いしれていた。
 一方、その当人である笹原さんは足をよじって、なんとか押し出そうと頑張っていた。しかし、ぐにゅうと押さえつけられるだけで、少し力を緩めた隙に簡単に這い上がってくる。
 股間のほうに近づいているのを察したのか、とうとうカルテをベッドの上に取り落として、手を使ってスカートの上から股間を押さえつけた。

「や、やだぁ、入ってこないで……よぉっ」

 スカートの中に手を突っ込んで、直接手で守ればいいのに、と思いながら隙間でいっぱいの股間にまでとうとうたどり着いた。
 ああ、この布が邪魔だ。胎内に入れないよ。仕方なく、背中のほうに身体を滑らせると、笹原さんがまたびくんと震えて、今度は背中に片手をあてがった。

「な、なにするのっ、やだぁっ!」

 関係ないね、ずるんっ! 
 ストッキングと肌の隙間に大きな身体を滑り込ませる。きっと外から見たら、ナース服の後ろがぽっこり膨れているだろう。
 そしてストッキングと肌の隙間に、ごそごそと探って、とうとうそこを見つけた。

 ああ、やっと入れる。この飢餓を満たせる。ありがたい。
 頭のほうでパンティをずいぃと横にずらすと、またもや外から声が聞こえた。 

「や、やだっ。そこ、入ってこないでぇっ!!」

 やっぱりここがそうなんだね。
 感謝しながら、太ももと太ももの間にある、女の子の隙間に頭を突っ込んだ。ずるっ、ずるりっ、ずぶぅぅぅ……っ。満たされる、蕩けるような甘美な、空を飛んでいるような快楽。

『あ、あぁ、ぐ、や……めぇ……』

 くぐもった音が、どこか遠くで聞こえた。
 だけれども、あれだけ凝固していた液体の身体が、暖かな感触に包まれながら溶けて散らばっていくのを感じる。
 枝葉が一枚一枚離れていくみたいに、小さな雫になって、粘液に包まれた柔らかな肉壁の向こうにちゅうちゅう吸い込まれるのを感じながら、意識が再び眠るみたいに暗闇に落ちていった。








「んぅ……あ、あれ?」

 いつのまにかベッドによりかかって、眠っていたみたいだった。
 けれど様子が変だ。

「俺がどうして目の前にいるんだ。またあのスライムに……声、高いな。あーあーっ」

 できるだけ静かに、隣に聞こえないように。
 そういえばこの時間は隣人は散歩に出ているか、前のおっさんは寝てるんだったな。しかしこの声……お、おい。もしかして。

「スマホ……よし、カメラを反転させれば……うへっ!?」

 自分のスマホの自撮りモードで、反転させた結果。笹原さんがびっくりした表情を浮かべて液晶画面を見ている。
 ぺたぺた、顔を触る。画面の笹原さんも触る。
 まさか……もみもみ、胸を揉む。あっ。感触と微かな声と一緒に、画面の笹原さんも小ぶりな乳房をつかんで、自ら形を変えさせた。

「さ、笹原さんになってる……女になってる」

 思わず、股間に手をあてがった。何もない。普通なら押し付ければあるはずの柔らかい感触を求めた手が、すりぬけた。
 ドキドキ、胸が鳴った。誰もこないはずだ。

「お、おぉぉ……胸のボタンを、外れた。こっちも桃色のブラジャーなんだ……よっ、うおっ、生おっぱい」

 どうしよう、という気持ちよりも、さっきから感じている妙な高揚感に流されていた。
 今のうちに、とナース服のボタンをはずして、肌をさらけ出させる。
 決して大きくはないけれど、形はとてもいい。色も、陶器のような透き通る白に、桜色の綺麗な乳首がぽつんと浮き出ている。指先でくりっと、弄る。

「あんっ」

 びりんっ、背中に小さな刺激が走った。
 普段は股間に感じるぞくぞくとした快感の刺激によく似ていた。けれど、それはいまは乳首から発せられていて、もっと鋭い、乳首だけに限定したか細い糸のような刺激。
 はぁ、はぁ。
 ふとベッドの上におきっぱなしにしていたスマホを取り上げて自分の顔を見ると、下衆な欲望に染まった、オスを体内に求めるメスの顔に染まった、だらしなく口を緩める笹原さんの姿。

「こっこれやば……こ、こっちもっ……」

 いつまで時間があるかわからない。いろいろ思いつこうとする疑問を考えてしまうと、それだけでこの幸せタイムが終わってしまいそうだ。
 スカートの中に両手を突っ込んで、ずるずるとストッキング、そしてパンティごと半分下ろした。顔を下げて覗き込めば、そこには。

「おおぉぉぉ! これが、笹原さんの……女の子の、おまんこなんだ……」

 付け根と胴体の部分は、その一本の割れ目を除けば綺麗につながっていた。
 つるっつるに滑りそうな前のほうの付け根。
 もう少し下を見れば、ぷっくらと膨れた突起。そしてピンク色の割れ目。そのほかは毛の一本も生えていない、おっぱいと同じくらいまっさらで艶のある肌。
 スカートの前を持ち上げるように、しばらく覗き込んで興奮を高め続けた。

「はぁんっ♡」

 指先でなぞってみると、勝手に可愛らしい声が出た。 
 艶っぽいメスの声に、背中がぞくぞくっと震えた。ふと本体を見るが、何もしらずにすぅすぅ眠ってる。目覚めてはないようだ。
 
 にやぁぁ、と顔をゆがめた。もうこのどうしようもない、空を飛ぶような欲求を止められやしない。
 か細い指先でしばらくそこを撫でてから、今度は小さな手をおまんこ全体に這わせる。

「んはっ、やぁ♡ これ気持ちいぃ……お、おっぱいも柔らかいぃっ♡♡」

 左手は太ももの隙間にあるソコを、四本の指で掻きだすような動きでぐじゅ、ぐじゅと刺激した。
 女性のおまんこを見て爆発しそうなほどの性欲に影響されたのか。すでに、この身体の用意は整いつつあった。男の欲望が、笹原さんのメスの身体を舐るように、鍵のかかった快楽の引き出しを開けてしまったらしい。

「ん、はぅっ、くぅぅんっ♡ 笹原さんのおまんこ、気持ちよすぎるぅっ♡♡♡ なぁ、なんだこれぇ~~っ♡♡♡」

 一方で、左手はおっぱいを揉みしだいていた。ぐにゅぐにゅと手のひらの中で次々に形を変えながら、主にびりびりっと口から涎を流しそうになるくらい魅惑的な刺激をもたらしてしまう。
 完全に緩みきった、女の子がしてはだめな顔になっているのを感じた。 

「あっぁぁ~っ♡ ひゃあんっ♡♡ あっ、んぁ、さ、笹原さんっ、気持ちいいよっ。笹原さんのカラダ、俺の手で感じてるんだねっ♡♡ ナースの仕事はいいのかなっ♡♡」

 弄る指先には、粘ついた液体が絡みついていた。身体の、膣の奥底から湧き出してくる、女の子が感じている証。
 いい、もっと。そろそろ来そうだ。美少女の身体で絶頂が、くる、くるっ。

「い、いくっ。まだ仕事中なのにっ、患者の前でっ♡♡ 笹原さんのおまんこっ! いっ、くっぅぅぅっ!!♡♡」

 口を幾分か開きながら、できるだけ声を抑えて、ぞくぅんっ! 腰が抜けるほどの刺激に、思わずベッドに倒れ掛かってしまう。
 あ、やば。これやばい。女のカラダの絶頂、やばすぎる。一瞬、真っ白になってわけがわからなくなった。
 びしゃぁ、と中途半端に下げたストッキングに、生暖かいおまんこの分泌液が降りかかった。
 
「は、はっ、は♡♡ はぁ~……や、やべえ。笹原さんのカラダすげぇよ……」

 しばらく、ベッドの上に前倒しにもたれかかって、蕩ける息をなんとか整えなければならなかった。
 投げ出した笹原さんの腕も、俺の脚にあたってるが目覚める気配はない。しばらくこうしていても大丈夫だろうか。

「はぁ……いろいろ、後で考えよ……」

 笹原さんのカラダに残る、俺の体ではいまだかつて感じたことのない凄まじい刺激の余韻。
 まるで一度入った暖かい温泉から出るのを名残惜しむような、そんな気持ちで、しばらく胸に当てた手を離すことができず、大人しく息が整うのを待つしかなかった。


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コメント

(前作も言うほどMC感無かったような…?)

憑依、分魂寄りということで、スピリチュアルな要素を期待できたりするんでしょうか

いいですねー!
続きが楽しみですっ(^^)
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プロフィール

spiritinserter

Author:spiritinserter
裏でこっそりと執筆している憑依系R18小説の個人的保管庫
憑依、乗っ取り、操りがメインです。気が向いたら更新します。
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