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アブソーブスライム3

修正版です。




 晴天、明るい朝の日差しが瞼の奥を照らす。
 朝立ちを処理しなかったせいで、悶々とした気分で家の扉を開いたとたん、太陽の熱気でさらに体が熱くなった。うーん、熱すぎる。
 
(さあ、今日はどんな事をしてやろうか……!)

 悶々とした気分は、歩くたびにどんどん高まっていく。
 なぜ処理しておかなかったのか――それはもちろん、処理するつもりだからだ。

 そう、一人でやるなんてもったいない。
 ポケットの瓶詰めを取り出して……ぷるん、と蠢く四匹のスライムが詰め込まれていた。ふふふ、こいつらのおかげでさんざん楽しませてもらった。そして、今日も楽しませてもらおうかな!

(…………うーん)

 しかし期待に反して、探してみると目ぼしい相手はなかなか見当たらない。
 そしてそのまま駅までついてしまったが、さぁて。ここまで来たら……お、いるいる。いっぱいいる。登校する前の女子中学生も、女子高校生も。ネットだとJC、JKって言うんだっけ。ネットにはいっぱい下着の逆さ撮り写真があった。”JK下着盗撮画像!!”……だっけ?

「よし、今日は俺が新しい画像をアップしてやるか!」

 さて、そうと決まれば、まずはターゲットを決めなきゃならない。
 朝の駅前から、大勢の人が入り口へと飲み込まれていく。いくつもの靴が赤色のレンガ造りの道から、灰色の石床へ。こんなに大勢いる中でスライムを出すところを見られてもまずいので、一旦木陰に隠れて瓶のふたを開けておく。個体としては豆粒くらいの小さい、いつもの色のやつが二つ。そして水色と、ピンク色に変色した大きめのやつら。
 今日使うのは水色と、ピンク色の二つだ。
 そう、あの巫女の子とセックスしたあと、スライムは分裂して4つに増えていたのだ。
 このまま倍に増えていくんじゃないか? ……という危惧はさておき、問題は、さんざセックスして膣内射精をキメまくって、そのまま神社にポイ捨てして逃げてきた巫女の子のアソコからずるんと出てきた3つのスライムが変色していたことである。
 それを見てかなりビビったが、その後少しづつ検証を重ねた結果、どんな能力を持っているか分かるようになってきた。

「水色を……よし、これでいいか。じゃあ頼むぞ!」

 手のひらに収まるサイズのそいつをポケットに突っ込むと、いつもと違ってスライムから伝わってくる感覚が薄い。しかし布が全身を包み込んでいるのは間違いなく、余計熱く感じる。
 ふう……じゃあ早速、行くぞ。

 人の流れにのって、駅構内に足を踏み入れると、たくさんの人が切符売り場に並んでいる。ちょっとその辺を流し見て……あの子、いいな。
 切符売り場に並んでいた女子高生の一人を選んで、何人か挟んで後ろについた。

(顔は可愛い。学校でいつも誰かと喋ってる子……みたいな感じかな。胸は控えめだけど、膝裏見えちゃってるし結構スカート上げてるなぁー)
 
 ポニーテールを揺らして、ちょっとづつ列を進みながら財布の中身を確認している。
 切符を買う前が勝負だ。目を離している隙を見計らって水色のスライムをポケットから落とす。こんな人の多い場所で、そんなことをやったらすぐばれてしまう――ことは、こいつに限ってない。
 感覚を共有し辛くなったこの水色スライム。別につながりが弱くなったわけではない。ただ感覚を送るよりも、"化ける"ように進化したみたいだ。
 スライムとは思えない能力だ。なぜなら落とした瞬間に、ぺちゃっという音とともに、あっという間に見えなくなってしまったのだ。変な音がしたので、近くの人が不審そうに床を見る。が、そのときにはすでに床の色に紛れて完全に見えなくなってしまっていた。

 誰にも見つからず、獲物も動かないとなればこっちのものだ。
 スライムの速さではとうてい歩いてる人間に追いつくことなんてできないが、相手が動かないならすぐに移動できる。そして女子高生は券売機で切符を買うボタンを押した瞬間、透明だったスライムは正体を表した。水色に戻った瞬間を見た者は、一瞬すぎて誰もいないだろう。戻った瞬間に飛び跳ねて、ぼんやりと、体中が生温い感触で包まれる。

 ビクッと一瞬体を震わせたが、その震えも普段より小さいようだ。
 初めて試したからそれは知らなかった。これはなかなかバレにくいし助かる……よし、こっちが行くまで改札の前で携帯を見る振りをして待機だ。
 これから写真をネットにアップするけど、君が悪いんだよ。そんな短いスカート履くから……制服の中を撮るのってやっぱり興奮するなぁ。よし、買ったしそれじゃあ先にいかせてっと。

 駅のホームに辿り着くまでには、エスカレーターを通らなきゃならない。そこでなら安心して盗撮写真を撮れる……ん?

(向こうも知ってて撮られるんだから、盗撮じゃないかな?)

 うん、そうだな。じゃあ撮っても問題ないな。
 ついでにネットに写真をばらまいても、今はあれは自分の身体なんだから問題ないよな!
 こっそりこっちを振り向かせてみると、ぼんやりとした空虚な目が、ただこちらに向けられた。親指を立てて、オーケーの印を送ってくれてるから、うん大丈夫!
 でもせっかく人のいるところで盗撮するのにこれじゃ味気ないな……よし、こうしよう。
 念じると、まるで今気がついたようにきょとんとした風。そして不思議そうにしながら、何事もなかったように改札口を通り抜けさせた。そして、その後に続く。
 うーん、この後をつける感じがゾクゾクする! 完全に気づいてない風の女子高生は、そのままエスカレーターに足を乗せた。その後に続いて、いい感じに撮れそうな位置に立つ。

(本人は乗っ取ってても、周りに見つかるとやばいよなぁ……)

 と思いながらも、やっぱり欲望には勝てない。目の前にどんなに盗撮しても罪に問わないでくれる人形JKがいるのだ。こんなの、やめられるはずなんてない。
 おいスライムに乗っ取られたJK、もっとスカートを後ろから見えるように動かせっ!!
 心の中で念じると、女子高生は前を向いたまま体を前倒しにして、スカートの淵がちょっぴり上がる。うーん、しかしまだ見えない。

 爪先立ちになれ! そっとかかとをあげて爪先立ちにさせる。
 惜しい、ここからだと何も見えない……よし、危ないけど後ろに手を伸ばさせて……それで、摘んで上にあげさせて……無音カメラでパシャリ、パシャ、パシャッ。

 エスカレーターを登りきった。そしてホームに出る直前に念じて、乗っ取らせていた二号を身体から抜け出させた。
 こいつは抜け出すのも一瞬でやってくれるらしい。二号は足を登らせてポケットの中にもぐりこむ。目をぱちくりさせた女子高生は、今度こそ本当に不思議そうにしてホームの雑踏に紛れ込ていった。
 それを確認した後はトイレの中に駆け込んで、さっそく写真を確認すると……

「……よし、写ってる!」

 写真は、エスカレーターを上向きに写した画像が何枚か。
 そして中心にはチェックのスカートの中身。男子禁制、秘密の下着がしっかりと映し出されていた。太ももも、パンティの食い込んだお尻もばっちりだ。さすがに割れ目は見えないか。

 ああ、滅茶苦茶緊張したけど、こういうのもいいなぁ。掲示板にアップロード……は帰ってからにしとこう、怖いし。
 
 うっ、しかし今ので余計にムラムラきた……トイレの個室だし、このまま抜いちゃってもいいけど……ちょっともったいない。

 よし、こうなったら、痴漢もいっぺんやってみよう!!
 いよいよ本番ができるとなって興奮してきた。と同時に、あんな密室の中でそんなことをしたら、簡単に見つかってしまうんじゃないか――そんな不安が胸を満たす。
 
 ……いや、大丈夫だ。いける。次のターゲットを探そう。
 ムラムラ、ドキドキしながら携帯を鞄にしまってトイレを出ると、やはりかなりの人が次の列車を待っている。公衆の面前でこの能力を使うのは緊張するな……。
 歩くふりをしながらきょろきょろあたりを探した。

 そして、次のスライムが成り代わる肉体を見つけた。
 都合がいい先頭のほうだ。さっそく後ろについて、電車がくるのを待ちながらポケットの瓶のふたを外した。使うのは一号から分離したこいつ……このピンクのぷよぷよしたやつだ。うわ、くすぐったいぞ。
 
 ここで電車がホームの中に入ってきた。
 ぺちゃ。今日第二のスライムの落ちる音を聞いたのは俺だけで、線路と車輪が擦れる音にかき消される。
 切り替わった電光掲示板、あるいは目の前を通り過ぎる列車に、誰もが気を取られる刹那。
 ピンク色のスライム状の液体が落ちたこと。それが飛び跳ねて太ももの間、スカートの中に入り込んでしまう瞬間なんて、誰も見ているはずがなかった。

「んひぃっ!?」

 じぃっと眺めていた携帯から、はじめてびくっと視線を逸らした。
 それは小さな悲鳴だったので誰にも聞こえない。本当ならこっちにも聞こえてこないはずの小さな呻きは、既に半分以上入ってしまった一号、奪った聴覚から届いている。

 びちゃびちゃ、ずるっるるっ。
 嫌というほど鮮明に聞こえる。そして、それは今までとは違う感覚だった。

 不思議と言い表すことができない、全身が撫でられるようなその感覚の正体は、スライムが完全に入りきった数秒後にはっきり分かった。
 そして、突如。視界が二つに切り替わったのでちょっと驚いた。
 一つはいつも見ている視界。そしてもう一つは、ゆっくりと動いている目の前の電車を見ている。
 そして、その視界は最前列……一つ前に並んでいる。聞こえている電車の音も、今立っている場所より近い。いつものような身体の感覚共有は、どうやら普段と違うようだった。
 視覚と聴覚は初めてスライムが乗っ取ったらしい。しかし他の感覚がなぜか一切伝わってこない。

(……うおおおっ。そうか、そういう事になってるのか!!)

 しかし、むしろ喜んだ。喜ぶしかなかった。ニヤニヤしながら見つめた――
 肩掛け鞄を持った少女は、長い髪を揺らし、不審そうに自分のスカートに触れた。まるで彼女は操られていないように振る舞う。
 
 さあ、電車の扉が開いたのでさっそく中に押し込まれる。
 女子高生は向こうのドアの方に押し込まれていったので、流れに乗るようにその後ろにぴったりくっついた。

 すぐに電車の扉は閉まり、最初の揺れで全員の身体が傾いた。
 ほとんどの人は吊革に捕まるか棒を持って身体を支えた。そして……目の前の女子高生のわき腹を掴んで身体を支えると、びくっと身体が震えたのが、自分の手から伝わってくる。

(当たり前だけど、こんな風にされたことはないんだろうな。じゃあ始めるとしますか!)

 全く感覚が伝わってこないので、本当に意思のある女の子に手をだそうとしているような気分になってくる。
 相手の視界は完全に外を向いている。そして電車の音のほかにもう一つ、聞こえてくる音があった。

『やだ……後ろの人何なのっ? びっくりした……っ』

 心の声、とでも表現するべきだろうか。
 誰にも聞こえない、本人ですら聞いたことがない音が、スライム一号を通じてこちらの頭の中に届けられる。全ての思考が筒抜けだ。
 さあ、ここからが本番だ。新しい思考をスライムに送り込んでやる――

(ほら、暑いだろ。服の中に風を入れれば涼しくなるぞ! たとえば……)

「ふうっ……電車の中は熱いなぁ」

 と言いながら、彼女は胸元をぱたぱたと動かした。よし、ちょっと見えづらいけど、服の中のブラジャーと谷間が、ちょっと見える!!
 ……けど、まだまだ。
 じーっと見ていると、胸元から空気を送り込んだ彼女は、次にとんでもない行動に出た。
 
『熱いから、スカートもめくらないと……ちょっと涼しくなったかな?』

 ぺらりっ。

 うおおおおおっ! すごい、完全に自分から見せてるっ!!
 伝わってきた思考通り、彼女は後ろ手で自分の後ろスカートをめくりあげた。そしてぱたぱたと動かしている。完全にピンク色の下着が見えてしまっている。しかし本人はなんら気にした様子はなく、ただただ熱そうに窓の外を見つめてぼうっとしている。

 彼女はおかしいと思うことができない。
 そもそも今の彼女は"彼女"ではない。ほとんど大部分はもともとの彼女だが、体内に入ったスライム一号は彼女の意思をいいように操っていた。意識を残したまま、男の欲望の操り人形と化したのだ。

(そうそう、じゃあこれから身体を触られても、声を出さない。しかも触られると気持ちよくなるぞー)

 と命令を送ったが、やはり見た目に代わりは全くない。
 大して効果がなかったのか、スカートをぱたぱたさせる行為はとっくにやめてしまっていた。今は片手で携帯に集中し、もう片手はドア付近の棒を握っている。
 
 こんな混雑したところでやるのも、初めてだ。ドキドキする。
 けれどスライムがいるかぎり絶対安全だ。大丈夫……大丈夫。そして彼女のスカートの中に手を差し込むと、

『えっ!? な、何、スカートの中に手が……っ、えっ、痴漢!?』

 完全に気づいたのだろう。思考伝達がなくとも明らかに狼狽し、肩を震わせていた。
 驚きと、怯えが伝わってくる。触れた手から身体が強張っているのがわかる。

(声は出せない。誰にも助けは出さない。されるがままにお尻を弄られるよ)

『や、やだ……口が動かない。だれか気づいて……!!』

 さわ、さわ。
 めくれあがったスカートから見えるそこは、撫で回すと柔らかくて、胸よりも弾力がある。強く触れればぼんっと跳ね返してきて、優しく触れるとぐにっと形を変える。
 上を見上げれば真っ赤な顔で俯き、恥辱に耐えながら手すりをぎゅっと握り締める女子高生。なるほど、これは楽しい。では次は上の方に……


『ううっ、お腹撫で回されてる……気持ち悪いっ』

(うげっ。確かに気持ち悪……痴漢って女側からだと怖いっていうけど、これは同情するわ……やってて何だけど。よし、じゃあ、君は気持ち悪さを感じなくなるぞ!)

『あ、いやぁ……あ、あれ、なんで? 次に手がどこに動くか、分かる……!?』

 あれ、どうやらこっちの思考も向こうに伝わったらしい。そのおかげか、異物が身体を這い回る気持ち悪さは明らかに軽くなった。今までは蟲が這っているような気持ち悪さだったのに、突然、身体は誰とも知れない男の手を受け入れてしまって、明らかに混乱していた。
 意識で気づいていなくても、この女子高生の体内でスライム一号が隅々まで侵食している。体中を流れる血も、肌も、髪の毛も、しなやかな若い女性の肉体は気づかれないうちに奪われ、こちらと向こうの感覚を繋げられてしまったのだ。
 触ってくる自分の手を気持ち悪がれるはずもない。しかし片手で手すりを掴みながらも、もう片方の手で、弱弱しく掴んできた。

「やめて……ください……」

 女子高生は後ろを振り返ろうとして、しかし周囲に気づかれてしまう恥ずかしさから振り返れずにいた。
 徐々に胸に上がってくる男の手を受け入れてしまっている自分を恥ずかしがりながら、それを我慢しての、せめてもの抵抗だった……のだが。

(いいぞ、そのまま我慢しろよ。誰にも気づかれないようにしないと、恥ずかしい姿をみんなに見られるぞ)

『恥ずかしい姿、他の男の人に見られちゃう……うう、我慢しなきゃ』

 その自分の意思が、実は背後の男によって操られていることも知らずに、とうとう痴漢の手が胸に達した。
 ブラジャーのせいでよく分からないが、大きい。向こうは頑張って目を瞑っているので何も見えない、いつもの視界が広がっている。こちらの様子に気づいている人はいないみたいだ。
 
(さあ、絶対に声を出すなよ。出したらみんなに恥ずかしい姿を見られるからな)

『あ……やっと離れた。え、えっ。服の裾に手が……ま、まってっ!!?』

 待ちません。ガバッと制服をたくし上げると、下着に包まれた胸がぽよんと零れ落ちた。やはりでかい。
 女子高生は恐怖のあまり出てしまいそうになった声を、自分の手を口に当てて堪えた。これはいい、そのままブラジャーさえもたくし上げると、とうとう泣きそうな表情で、もう一度手を掴んできた。

「や、やめて……お願いします……」

 返事は返さず、命令を送りこんでから晒された胸を親指と、残りの四本の指でくにっと掴む。
 目が合いそうで、こちらを完全に向ききれてないので合うことはない。

(こっちの身体じゃないのに、めっちゃ恥ずかしい……悪い気がしてきたな)

 男の方からすれば痴漢はそそるシチュエーションでも、女のほうからすれば気持ち悪く、恥辱に震えなければならないだけ。お互いの意思を伝え合って、それが初めて分かった。
 少しの間、脳内で天使と悪魔がせめぎあう。
 女子高生の姿をした天使は今すぐやめてくれと涙を流しながら懇願し、自分の姿をした悪魔はそれに動揺して手を止めて考え込んでいる。どちらにせよ、このまま続けたくなかった。

 ここで止めるか?
 いいや、嫌だ。
 そんなことはできない。せっかく危険を冒してこのシチュエーションを用意したのに……でも、これ以上やっても気分が乗らなそうだな。

 ……ん? あ、そうだ! その手があった。

(よし、君はすごく恥ずかしい格好だけど、それを意識すると、露出しちゃってる性器は気持ちよくなってくるよ)

 この命令で、今度こそ本当に男の欲望を叶えるためのマリオネットにされてしまった。
 嫌な気分で満たされてしまうなら、その気分を変えてしまえばいい。そんな自分勝手な結論にたどり着き、女子高生の姿をしたマリオネットを思いのままに操るため、乳首のスイッチをこりゅっと掴んで転がした。、
 命令は聞こえなくても、その意思の操るはずだった、奪われた女体には届いてしまう。潜在意識に刷り込まれる痴漢の命令も、弄られて敏感になった乳首の感覚も。
 その両者が相まって、嫌がっていた女子高生の感覚は変わり始めてしまった。嫌がる心は快感を受け入れる用意を整えさせられ、身体はその快感を送り込む。その結果がこれだ。

「んあっ……」

 その小さな声は、ガタンゴトンと揺れる音に紛れて、"自分以外には"誰にも聞こえなかった。
 こんな満員電車の中だというのに、痴漢を受け入れるために、いやらしい感覚をゾクリと伝えはじめた。背後で男が笑みを深めたのを感じ取り、さっきまでとは別の恐怖で体が強張り、ぎゅっと太ももを閉じた。

『えっ、なんで!? わ、わたし……こんな人がいっぱいの電車の中で……そんな……』

 少女が無意識に守ってきた心の砦。その最初の壁が、自らによって崩れ去る。
 痴漢に触られても気持ち悪いだけだと、そう思っていた。
 実際、彼女自身は過去に痴漢に逢ったことがあった。しかしそれらは全てお尻を触られる程度で、一番ひどいときでも、パンティまでいやらしく撫で回された経験しかなかった。
 そのたびに気持ち悪いと身の毛がよだつ思いだったのに、今日、この後ろの痴漢はその全てを塗り替えてしまった。
 まるで怖くないように人の身体を好き放題して、直接胸まで露出させされてしまった。しかも、そんなトラウマになりそうな経験をしているというのに。

『胸が……乳首が、キュンッとなっちゃってる……どうして? 電車の中で痴漢されて、感じちゃってるよぅ……』

 伝わってくるのは、恐怖と混乱。そして、僅かに知らない快楽に揺れる心。
 

「んっ……ん♡ ……っ、はぁっはぁ」

 甘い声が混ざり始めたことには気づいていないようだったが、乳首をこりこりっと弄るたびに、我慢する声が快感に蕩ける。
 女子高生の左手は手すりを掴んで身体を支えて、もう片手で口を押さえている。電車の音と、どこかで誰かが喋っている声のおかげで、こちらの耳にすら喘ぎ声は届かない。
 よーし、次はこっちだ。

 胸を弄るのをやめて手を離したというのに、女子高生の表情はさらに強張った。今の彼女は痴漢の手の動きが分かるのだ――だから、その手が次にどこを狙うかも不思議と分かってしまい、思わず太ももを閉じようとした。

(いま抵抗して、痴漢を怒らせちゃったら、みーんなにオッパイ丸出しの恥ずかしい女の子だってばれちゃう、どうしよう!)

『あっ……や、やだ。でも今抵抗したら、電車の中の人みんなにオッパイ見られちゃう……』

 最初はちょっともどかしかったが、喘ぎ声を出すようになってから、こちらの命令がすんなりと向こうの思考とすり替わるようになっていた。
 
(太ももを開いて、受け入れなきゃいけない。オマンコ感じて痴漢を喜ばせなきゃ!)

『恥ずかしいのにぃ……でも、いっぱい知らない人に見られるのはもっと嫌だよ……ううっ、嫌だけど怒らせたら何されちゃうか分からないし……嫌……だけど、今は……』

 この時、操ったとはいえ、紛れもない自分の意思で女子高生は股を開いた。
 足をちょっと広げて、固く閉じられてむわっと蒸れた太ももが離れる。その隙を逃さないように、するりと股間に手を滑り込ませると、またもや指を咥えた口から甘い声を漏らした。

「んんっ……はぁはぁっ。ん~っ、ん!!」

 電車の揺れを感じつつ、パンツ越しに女性器を二本の指でくいっ、くいっと弄ると、面白いように同じタイミングで「んっ」と声を零した。このときは恐怖よりも、健気に我慢する気持ちのほうがずっと強くなっていた。
 しかし今まで女の子を好きなように操って、好き勝手言葉を言わせて犯してきたけど、女の子の意思を残してやるのはこれが初めてだ。
 これはいい。安全な中で、こんなことをやれるのは最高に興奮する!

「はんっ、ん、ん……んふっ、あふっ!」

 いいぞ。もっと、もっと、もっと感じろっ!!
 パンツの外から弄っていた手を、お尻の方から下着の中に侵入する。途端にビクッと体が跳ね、恐怖がその一瞬だけ、さらに高まった。

『うう、うっ……とうとうパンティの中まで……だめだよぉ……だめなのに、なんで私の身体気持ちよくなっちゃってるの……露出狂じゃないのに……痴漢に犯される趣味なんてないのにぃ……』

(あれ? もしかして、わたしって痴漢に犯されるのが好きになったんじゃない?)

『んっ……やだ。もしかして私、痴漢に身体好き放題されるの、好きになっちゃってるの?! ……や、やだ。やだやだやだっ!! どうしてそんな事考えるのよっ!? そんなはずないっ!!』

 一言、悪魔の囁きを潜り込ませてやると、激しい葛藤と羞恥心が心の中で生まれた。
 今までまったく普通の生活を送ってきた少女が、経験して既に有り得ないと知っているはずの結論と、違う結論を植えつけられてしまったのだから、当たり前の感情だ。
 しかし本人はそれが自分の考えだと思い込んでしまっている。
 だから否定できない。
 股間から女の子の汁がじゅぶっと零れて痴漢の指を濡らしている。こんな人混みの満員電車の中で晒された胸は快楽に反応し、「私は痴漢されて感じています」と、すっかり尖ったいやらしい乳首がピーンと主張してしまっている。

『こんなの言い訳できないよぅ……お願いします。見つからないで、誰にも見つからないで……』

 痴漢を怒らせないようにするために、誰にも気づかれないようにするために、ただ声を出さないように絶え続ける。
 そして、そんな少女の健気な心すら容赦なく踏みにじる。

(でも……こんな人ごみの中でいやらしいことされちゃうと、一人でするよりずっと感じちゃう)

『……でも、家のお風呂でこっそり一人エッチするより、ずっとエッチに感じちゃってる……えっ!? わたし、何てこと考えちゃってるの!? だめ、だめだめだめっ!』

(だめだめっ! ……だめだけど、でも、痴漢さんに弄られるのすっごく気持ちいいっ)

『だめ……だめ。だめ……なのに、痴漢にオマンコ弄られると背すじゾクゾクッってする……ん♡ ……私ってこんな性癖があったの? こんな場所で痴漢されて普段より感じちゃうなんて……んっ』

 思考を送り込み続けるうちに、確かに自分自身のものだった思考が、一号を通して伝わるこちらの思考に徐々にすり替わる。そのいやらしい考え方や、肉体の感じ方が、全て痴漢に支配されているとは知らずに。
 痴漢が唯一支配できない、本人そのものの意思。それを都合のいいように書き換えられてしまう。

 少女の自我や自尊心などを守ってきた、第二の砦。
 外からの攻撃を絶対に跳ね返し、誰の侵入をも拒む強い心。これまで痴漢に負けなかった強い心。それを、また自らの手で崩れ落とした。崩れ落とされてしまった。
 その砦の奥に決して逃がさないように封印し、堅く閉じ込めていた獣の檻が開く。崩壊の音は甘美だった。

「んあっ♡」

 唾液をつぅっと引いた一指し指を離した口から、とうとう、痴漢の耳にも届くくらいの声が口から零れた。
 心の中に引っ掛かり、痴漢に洗脳されそうになる自分をなんとか押し留めていた黒い恐怖の大半が、檻から溢れ出した甘美なピンク色の奔流に飲み込まれて消えていってしまった。
 檻の中に閉じ込めてある発情期の猫のような自分が、出てはいけない場所でゆっくりと外に出てきてしまう。そして怖さが体の中からすっと無くなっていく。

「うぅ……あっ、ん♡ はあっ! あう……」

 喘ぎ声を漏らす身体の中で、一号はしっかりと心の中の声も届ける。
 とうとう、男の命令に精神が屈服した瞬間だった。保っていた意思はポッキリと折れ、まるで発情期の猫がお腹を露にして、ころんと寝転がっているようだ。

『だ、だめ、ゾクゾクしちゃだめ、とまってぇっ。電車の中で痴漢されて愛液漏らすなんて恥ずかしい……♡♡』

(恥ずかしい。さあ次は何されちゃうんだろう。もっとエッチなことされるのかな)

『あっ、恥ずかしいのに、私期待しちゃってる……やっぱり痴漢されて喜んじゃってるよぉ……あ、やだ。クリちゃん乳首みたいにコリってされたら、床濡らしちゃう、周りの人にばれちゃうよ……』

 心の中の声は聞かれていないと思って、忠実に性欲に身を任せ始めていた。痴漢にばれなきゃいいと思っていたが、最初から筒抜けです。
 しかし、その一方で、現実では未だ声を我慢しようと試みていた。
 一度離してしまった指を咥えて、口が開かないように顔に力を込めている。

「はぁ……ん~っ! ふうっ、んッ♡」
「……ふふ、君も頑張るね。アソコはびちゃびちゃに感じちゃってるのに」

 耳元で囁くと、さんざ好き放題されていた女子高生の顔が固まった。
 上気していた赤い顔から、さあっと血の気が引いたようだ。心の中で聞こえていた喘ぎ声もあっという間に消えうせ、恐る恐る、後ろを向こうとして……途中で留まって、彼女もまた小さな声で語りかけてくる。

「やめて……もう、お願いします。やめて、ください……」
「そんな事言って、身体はすっかり喜んでるじゃないか。素直になりなよ」
「そんなことないです……お願いです。もうこれ以上、触らないで……んっ」

 おもむろに手を動かすと出た。女の子の弱弱しい声に混じる、淫靡な呻き声。
 演技させるのも楽しかったけど、本物はもっと、凄くいい。指を動かすと喘ぎ声を我慢するために、抗議の声すら我慢して口を押さえた。

「ここを、こういう風にいじられるのが好きなんだよね?」

 クイッと人差し指を食い込ませると、敏感な部分は反応してしまう。
 立っているのも辛くなってきたのだろう。手すりに必死にすがりつき、立っているのも危うそうだ。

「んふっ、あ……ああ、はぁっ……!」

 食い込ませたり、輪を描くように指をスルリと回してみたりした後、不意をついてまたクリトリスを摘んでやる。
 
「はうっ!? あぁ……っ」
「ふふ、名残り惜しいけど、そろそろ次の駅に着きそうだ」

 到着まであと一分を切ったところだろう。それを聞いて僅かにうれしそうな表情を浮かべたが、突然唇をキュッと結んだ。
 アソコの突起を中指と親指で潰し、同時にもう片方の手がアソコにずぶりと進入してきたからだ。

「ひうっ!?」

 かろうじで、自分の手で口を押さえたことで悲鳴を抑えることに成功した。
 しかし、少女にとっての絶望はここからだ。

『えっ……手が離れてく? お、終わったの?』

 自分の下半身をさんざ弄ってきた手がいなくなって、混乱しながらも安堵する。これで終わりなんだと。
 しかし……ほっと下を向いて、息を吐いた少女の手がスッと掴まれる。

『あっ、今度はなに!? ……えっ、ええっ。なに、これ』

 まず最初に、それに指先がぴとりと触れた。
 触れたのは暖かい物体。誘導されるままに親指と人差し指の間に、それを差し込まれて握らされる。そして顔が青くなった。
 我慢できずにチャックを開け、飛び出したペニスを掴まされたのだ。

「最後にこれを鎮めてもらおうか」
「ひッ……!? や、やだ……」

 声を出そうとしたようだが、思ったように口が動かないらしい。パクパクと顎だけが動く。

『や、やだぁっ。これ男の人の……わたし握っちゃってる……ンうっ!?』

 掴まされたまま、上から握られる手によって前後させられる。その手でペニスを擦らされていた。
 しかも、また不意に敏感な部分に、男の手が這いずりはじめた。濡れたアソコのせいで痴漢の手がびちゃびちゃになっていくのが伝わってきて、かぁっと恥ずかしさが急上昇した。
 
 自分の割れ目はポタポタと涎を流して、誰の目から見ても弄られて感じてしまっているのは間違いなかった。
 しかも自分の手は、痴漢のアソコを擦らされてしまっている。こんな恥ずかしく、屈辱的な状況は少女にとって生まれて初めてだった。

(ううっ、やばい。女の子の手がこんなに気持ちいいなんて)

 そしてこちらも、この満員電車という公共の場で女子高生の身体を好きにして、その手で擦らせる快感に耐え切れなくなってきた。
 今までさんざ安全な場所を選んでやってきたというのに、突然人の目が大量にある場所で、こんな事をしてしまっているのだ。しかも相手は意思のある生身の女の子で、すっかり顔を赤くしながら同じように快感に溺れて我を忘れてしまっている。
 電車の風景も次第に流れがゆっくりに変わり、住宅街の光景がよく見える。道路にはたくさんの人が見えていて、もしも誰かがこちらに目を向ければ、我慢しているこの女子高生の真っ赤な顔が見えるに違いない。
 終わりを迎えるためにその手でギュッと強く握らせて、手でくい、くいと秘裂を押し広げる。

「んっ、ンンンーーーッ!!!」

 視界が白く染まったかと思うと、身体がガクガクと震えだした。
 アソコを弄り回していた手にびちゃ、びちゃっ、と液体の飛び散る感触。そして――

 ドピュルルルルッ!! ビュルッ!!

 お預けをくらって我慢し続け、ようやく飛び出した精液は女子高生のお尻に降りかかる。白く濁ったべたつくそれは、床に落ちることなくしっかりと張り付いた。
 それを確認したあとは手を引き抜き、スカートを下ろしてやった。女子高生はもう気力が尽きたみたいで、はぁはぁと息を吐き出しながら、手すりに必死にしがみ付いている。
 傍から見れば風邪でもあるのか、それとも疲れているようにも見える。しかし足元にはしっかりと、漏らした愛液の小さな水溜りが、ぽたぽたと今もスカートの中から溢れている、粘つく雫を受け止めていた。

 少しして、予想通り電車は止まった。
 去り際に体内から抜け出した一号を手で受け止め、つるりとポケットに入れて人ごみにまぎれてホームを出た。内側とはいえ慌ててスカートで拭いちゃったから、あの子は後で大変だろうな。
 
「……ああ、最高だ」

 ポツリと呟いて、ホームを後にする。
 背後では列車が動き出す。あの女子高生は去っていったのか、それとも一緒にホームに下りてきたのか分からなかった。
 
(いつも好き放題やってきたけど……こっちの方が、ずっといい)

 誰にも見られないように俯いて、ニヤニヤしながらポケットの感触を確かめる。

 一号、二号。お前たちは最高だ。
 もっともっと楽しませてくれ。ただの肉人形も好きだけど、さらに気持ちいいことがあるなんて知らなかった。
 駅のホームから、颯爽と立ち去っていく。
 もしも仮に見つかっていたとしても、あの女子高生をまた操って「わたし、この人に犯されたいってお願いしてたんです♡」と、証言させるだけでいい。痴漢として捕まることは絶対にありえないのだ。

 さあ、まだいくらでも女の子はいる。
 人の流れの中には、小学生、中学生、高校生、私服の大学生、OL。
 胸の大きい子、小さい子。
 ボンキュッボン、つるぺた。
 最高の品揃え。よりどりみどり、選び放題だ。

 次は……どの子を、どういう風に犯してやろうかな。楽しみだ!


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コメント

誤字をいくつかみつけたので

誰もが切り替わった電光掲示板か、目の前を通り過ぎる列車に誰もが気を取られる瞬間。

二つ目の誰もがはいらないかと

『あ、いやぁ……あ、あれ。なんで? 触ってくる次に手がどこに動くか分かる……!?』

手が次に

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